4月から狂犬病予防接種やフィラリア予防で来院される患者さんが増えてきました。
待合室が混雑する場合に興奮するワンちゃんやネコちゃんを車で順番を待って頂くことも多いかと思います。
その際には飼い主さんも一緒に付き添って、車内の温度をエアコンで下げることを忘れないようにしてください。
人が半袖ではすこし肌寒いくらいでちょうど良いくらいです。
犬と猫は暑さにとても弱く、人が我慢できても動物は同じ室温なのに熱中症で命を落とすことがあります。
・呼吸が異常に速い(パンティング)
・ガーガーという異常な呼吸音
・よだれが大量に出ている
・歯ぐきや舌、結膜などが充血、うっ血している
・脈が速い
などの症状は熱中症の初期症状です。
・温度を下げること
・水分をこまめに与えること
・濡れたタオルをかけてうちわであおぐこと
などで、悪化を防ぐことができます。
特に短頭種(犬ではパグ、フレンチブルドッグ、チワワ、シーズー、
猫ではペルシャ、エキゾチックショートヘア、ヒマラヤンなど)と、
肥満の動物では危険性が高いので、お気をつけください。
熱中症に関する情報はこちらが詳しいのでオススメです。